派遣でリモートワーク
2022.04.01働き方なかなか収束とはならない新型コロナウイルスですが、リモートワークや在宅勤務を中心に、ウィズコロナ時代の働き方改革は着々と進行しています。
リモートワークは正社員がオフィスワークを自宅で行う、というイメージがありますが、セキュリティ対策やルールの整備が急ピッチで進んだことで、派遣業界でもリモートワークが可能な案件が増えてきています。
【リモートワーク派遣の働き方は?】
派遣社員として在宅で仕事をするために必要な環境・設備はとてもシンプル。自宅の「仕事ができるスペース」と「インターネット環境」です。
パソコンは派遣先から支給されることがほとんどです。 ポケットwifiの支払いを派遣先が負担してくれるケースもあります。
機器の支給や説明を受けるために派遣会社や派遣先の担当者と直接会う機会もありますが、その後はネットや電話でコミュニケーションを取りつつ、基本的には自宅で業務を行うことになります。
【どんな仕事がある? どんなスキルが必要?】
在宅派遣の需要がある職種はさまざまですが、事務系のお仕事、IT関連の技術職、クリエイティブ職が多くなっています。具体的には
◎データ入力
◎事務・経理
◎営業支援
◎カスタマーサポート
◎システムエンジニア
◎プログラマ
◎マーケティング
◎グラフィックデザイナー/WEBデザイナー
◎イラストレーター
◎ライター
といった職種があります。
ひとりで仕事に取り組む分、経験やスキルが求められることがほとんどですが、入力や事務処理などのルーティンワークは未経験OKということもあります。
いずれにせよ、在宅で仕事をする前提として必要になるのが、メールやオンライン会議システムを使用できるレベルのITスキルと、自己管理能力です。ネットを介して、明確で簡潔なコミュニケーションを行うことができるスキル&マナーも大切です。
【リモートワーク派遣のメリット・デメリットは?】
メリットは何と言っても通勤のストレスが解放され、自宅で仕事ができることです。デメリットはその裏返しです。
《メリット》
◎育児や家事などと両立しやすい◎出産、介護などライフスタイルの変化に対応しやすい
◎人間関係のわずらわしさが少ない
◎地理的な制約がないので、希望の仕事が見つかりやすい
◎地方に住みながら、給与水準の高い都市部の会社で働ける
《デメリット》
◎誰に質問すればよいか分からない◎作業スペースが確保できない
◎環境によっては集中して仕事ができない、効率が悪い
◎孤独感がある
◎運動不足になる
リモートワークができる職種は限られています。また一人で仕事をするのが合っている方、他の人と顔を合わせて仕事をするほうが好きな方と、その人によって得意・不得意があります。
しかし本来、派遣という働き方を選ぶのは、プライベート重視&マイペース重視が多数派です。「自宅で仕事をする」というスタイルは肌に合うという方が多いのではないでしょうか。